不動産投資をするなら、REITかソーシャルレンディング
■家賃収入による不労所得は可能なのか
不動産投資と聞くと、「マンション・アパートオーナーによる家賃収入」をイメージするかもしれません。
しかし、都心の区分マンションで利回り5%前後と言われています。
(銀行によって異なりますが)銀行から借り入れた場合、金利は1~3%ほど。
諸経費などを含めると、ほとんど手元に残らない可能性が高いと言えます。
しかも、空室のリスクもあり、利益はさらに低くなる可能性があります。
よっぽど高利回りの物件を見つけるか、高立地な土地を持っているかでなければ、収益を上げることは難しいでしょう。
では、利益を期待できる不動産投資はないのでしょうか。
それがREIT、ソーシャルレンディングです。
■REITとは
REITとは「Real Estate Investment Trust」の略で、投資信託の一種です。
複数のビル、商業施設、マンションなどの不動産投資を証券化し、投資家を募る方式で、日本のREITはJ-REITと呼ばれています。
一つの不動産ではないうえ、複数の投資家を募っているので、リスクが軽減・分散されています。
J-REITの直近1年のトータルリターンは17%前後、直近3年だと4%ほどなので、リターンは悪くないのではないでしょうか。
■ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングは投資家と事業会社(事業者)とをマッチングさせるサービスのこと。
ここ数年で登場した新しいサービスで、その規模は年々増加しています。
www.fantas-funding.comwww.ownersbook.jpcreal.jp
上記が著名な不動産ソーシャルレンディングです。
最低1万円から始められるサービスもあり、仮にデフォルトしても一般的な不動産投資と比べて損害は低くなります。
そもそも、各サービスが審査した不動産なので、リスクが低く、デフォルトする可能性は低いです。
以上のように、高額なマンション・アパート投資をするより、REITやソーシャルレンディングのほうがリスクが低く、安全性も高いと言えます。