インデックスは、できりだけ低コストがいい

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■インデックス投信とアクティブ投信、どちらがいいの?

それぞれに良さはあるものの、手間を掛けずに投資をしたいのであれば、圧倒的にインデックス(パッシプ)をオススメします。

というのも、以前にも書いたとおり、インデックスはTOPIXやダウ平均などの指標に投資するもので、いわば日本市場やアメリカ市場そのものに投資していると言えるからです。

 

■じゃあ、インデックスのなかで何がいいの?

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上記の記事にもある通り、「低コスト」が基本です。

具体的には、

  • 買付手数料ゼロ(ノーロード)
  • 低い信託報酬
  • 信託財産留保額ゼロ

のインデックスを選ぶべきです。

 

インデックスは株価指標と同じ動きをさせるため、それぞれの構成株式を真似ています。

そのため、各社が独自に考えることがないこと、指標と連動するため、(同じ指標に連動する)どのインデックスを購入しても結果は同じになります。

となると、必ずかかるコストはできる限り、低くすべきです。

 

■具体的な信託報酬の金額は?

例えば、代表的な指標であるTOPIXに連動するインデックスでは、各社、以下のような数値になっています。(SBI証券で購入できるTOPIXのインデックス)

 

<もっとも安いファンド>

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)/0.1674%以内

 

<その次に安いファンド>

りそなAM-Smart-i TOPIXインデックス/0.1674%

大和-iFree TOPIXインデックス/0.17172%

ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド/0.17172%以内

One-たわらノーロード TOPIX/0.1836%以内

三井住友TAM-i-SMT TOPIXインデックス(ノーロード)/0.1836%

 

<もっとも高いファンド>

ニッセイ-ニッセイTOPIXオープン/0.54%

 

見ての通り、同じTOPIXに連動するインデックスでも、これだけの差があります。

最近は各社値下げを繰り広げているので、同じ指標で大きく異なることは少なくなっていますが、それでも3.5倍ほどの違いがあります。

0.01%の違いであれば、10年以上投資していても、大きく変わることはありませんが、0.5%以上違うようであれば、その差は見過ごせません。

 

例えば、100万円を10年間投資していたとした場合、0.16%では16万円の信託報酬を支払うのに対し、0.21%では21万円の信託報酬を支払わなければなりません。その差5万円。

もちろん、投資額や積立投資などによって条件は異なりますが、できる限り、低いことに越したことはありません。

 

インデックス型は長期保有が原則なので、低コストが基本と言えます。